新年のご挨拶
新春のお慶びを申し上げます
今年もよろしくお願いいたします
2022年になりました。2003年12月になの花会が産声を挙げて今年は19
年目に入ります。
沢山のご家族・本人との出会いがありました。役員の高齢化、会員の方の高齢化
も進んでいます。一方では不登校の方の若い新会員さんも少しずつ増えています。
2020年2月から長いコロナ禍に入りました、この年明けからはオミクロン株の
感染者が一気に拡大し、第6波に入りました。一体いつまで続くのでしょうか?
ワクチン接種は、ひきこもって対人恐怖の人たちにとっては外に出て人と対面しなく
てはいけない、とても困難で無理なことです。感染しないよう人一倍気を使います。
かたや外出しないでと家籠りが推奨され安心してひきこもれたことが良かった・・と。
こんな時代を経験するとは想像もできない事でした。
昨年、内閣府による「孤独・孤立対策」担当が置かれ8回のフォーラムが開催され
現場からの実態把握が進められています。
ひきこもりに特化したものではないのですが80・50問題から90・60問題にな
りつつあるひきこもり本人・家族に焦点を当てた時、とても重要で必要な課題です。
子どもがひきこもっていることで、どこにも繋がっていない家族や親亡き後に繋がり
を持たない本人にどんなことが必要なのか・・?
皆さんは見守りサービスということばを耳にした方はいらっしゃるかと思います。
今なの花会の役員有志で「つながりサービス安否確認」を試験的にやっています。O
SDよりそいネットワークのすすめと情熱ある役員のピアポーターさんのお陰で実現
しました。コロナ禍で役員が全員で集まることがなくなりました。この試験サービス
のお陰で毎日「おはようございます」「今日は 行きました」「庭の花が咲きまし○○
た」などライン上で役員同士の会話が出来ます。面倒でもありますが慣れれば習慣に
なり、つながりを感じることが出来ます。簡単に「OK」文字にポチッと押すだけで
もいいのです。
会員の皆さまにも実用化できる日が来ますよう願っています。
昨年からズーム学習会、今年は居場所のズーム開催も始めます。
なの花会の取り組みも時代やニーズに合わせ少しずつ変化していければと思います。
コロナ禍の状況に負けないように可能な活動を進めていきたいと思っています。
今年も皆さまのご協力よろしくお願いいたします。
2022年1月16日 なの花会理事・役員他一同